プログラム:H-2
提供: Wikimedia Conference Japan 2009
このページはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 2.1 日本の下で利用可能です。
このページの著作者は八田真行です。詳しくはライセンスをご覧ください。
Wikileaksの現状と課題、そして突きつける問題
- 発表者
- 八田真行
- 時間
- 14:00 - 14:50
- 概要
- Wikileaksは、政府や企業、カルトなどから内部告発を受け付け、公開するサイトである。日本ではまだあまり知られていないが、設立からわずか3年ですでに1200万件にも及ぶ機密文書を蓄積しており、Wikileaksでの漏洩がジャーナリズムによる本格的追及の端緒となった例も多い。 Wikileaksもインフラの一部としてMediaWikiを使用しているが、告発者を保護するため、Wikipedia等とは逆にいかに投稿や編集の履歴を残さないかについて様々な工夫を試みている。
- 本セッションではWikileaksの経緯と現状についてまとまった紹介を行うと共に、現在抱えている問題についても言及する。技術的詳細のみならず、情報公開やインターネットの政治的利用、インターネットにおける匿名性といった情報倫理全般、あるいは漏洩を防ぐための情報セキュリティといったトピックについて関心がある方の参加を希望する。