Wikimedia Conference Japan 2009の開催(10月5日)
報道各位
2009年10月5日
Wikimedia Conference Japan 2009 運営チーム
ウィキメディア・カンファレンス・ジャパン2009開催のご案内
ウィキペディアを中心とするウィキメディアの各日本語プロジェクトは、大きな可能性を持ち、広く注目を集めるようになりました。しかし、参加者にとっても、閲覧者にとっても、まだまだわからないことが多い、不思議なプロジェクトです。プロジェクトの執筆や運営に参加している人、参加するきっかけがつかめないでいる人、調べ物に使っている人、学術研究の対象としている人、独自のインターネットの文化の一つとして注目している人、いろんな関り方があると思います。
そこで、日本では初の大規模な会議/催しとして、ウィキメディア・カンファレンス・ジャパン2009を開催します。基調講演として、ウィキメディア財団のコミュニケーション・ヘッドのジェイ・ウォルシュ(Jay Walsh)氏がウィキメディア財団の活動や財団支部との連携になどに関して、また国立国会図書館館長の長尾真氏が辞書・事典について、ご登壇いただけることとなりました。この基調講演をはじめとして、カンファレンスは、テーマ別の三つのセッション、ワークショップや展示などで構成されます。
このカンファレンスは、ウィキメディアのプロジェクト内外の人が交流する機会として、日本のウィキメディアン有志が、東京大学・知の構造化センターとの共催として企画・運営を行い、ウィキメディアの名称はウィキメディア財団の了承を得て開催するものです。内容やタイムテーブルの詳細は決定したものから公式サイト http://www.wcj2009.info/ で随時公開・発表します。同サイトで事前の参加登録を受け付けています。どなたでも参加が可能です。
カンファレンスでは、ウィキメディアンや研究者による、ウィキペディア/ウィキメディアを題材としたライトニングトーク、BoF、講習会、発表会、ポスター発表・展示を公募しています。詳細は公式サイトをご確認ください。また、とくに人工知能・情報検索などの分野からのウィキペディアに関する研究については、第21回セマンティックウェブとオントロジー研究会(第2回Wikipediaワークショップ http://sigswo.org/A901_cfp.html)と共催の知の構造化セッションでの発表となります。
開催概要
- 開催日
- 2009年11月22日(日)
- 場所
- 東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)工学部2号館
- 参加費
- 2,000円(事前申込み)・1,000円(学生・事前申込み)/ 2,500円(当日)・1,500円(学生・当日)
- 基調講演
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- ジェイ・ウォルシュ(ウィキメディア財団コミュニケーション・ヘッド)
- 長尾 真(国立国会図書館館長)
- その他の開催内容
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- 人文セッション
- 知の構造化(技術)セッション
- ウィキメディア・セッション
- ワークショップ
- 発表会・講習会
- ライトニング・トーク
- ポスター、デモンストレーション
- 参加の受付
- http://www.wcj2009.info/P
- 発表の受付
- http://www.wcj2009.info/CFP
- ウィキメディア財団 / ウィキペディア
- ウィキメディア財団は、ウィキペディアをはじめとするプロジェクトを運営する非営利団体です。ウィキペディアのほかにも、辞書を作るプロジェクトであるウィクショナリーやフリーで使えるメディアを収集・提供するウィキメディア・コモンズなど、さまざまなプロジェクトを運営しています。MediaWikiと呼ばれるウィキ・ソフトウェアを使用して、誰でも共同で編集でき、フリーな利用が可能な多言語百科事典を作成するプロジェクトであるウィキペディアの日本語版は、2001年に設置され、現在では記事数が60万に達しています。
- http://wikimediafoundation.org/
ウィキメディア・カンファレンス・ジャパン2009公式サイト http://www.wcj2009.info/
共催:東京大学・知の構造化センター http://www.cks.u-tokyo.ac.jp/
セッション協力:
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/
(社)人工知能学会 セマンティックウェブとオントロジー研究会 http://sigswo.org/
補足情報
ご質問や取材の申し込みについては、取材などの受付( http://www.wcj2009.info/PRESS )をご覧のうえ、以下にお問い合わせ下さい。
このプレスリリースは下記のURLで配布されております。